VB2007 の機能に、設定のパスワード保護、と云うのがあります。これを設定しますと、その後 GUI からログを表示させるときにはそのパスワードを要求されるようになります。
しかし、ファイルそのものを Windows Explorer 経由で (バイナリ)エディタなどから覗くことはできるみたいです。
例えば %ProgramFiles%\Trend Micro\Virus Buster 2007\log\20071024.UPG とかは、VB2007 でパスワード付けていても、それ以外からは丸見えです。
VB2006 ではパスワード保護を設定していても、ログ表示の時にパスワードは聞かれませんでした。VB2007 になってログの機密性について多少強化されましたが、さて VB2008 ではもっときちんとした対策がされているでしょうか? (w 乞うご期待、ってとこですね。
VB2007 の生ログはこんな感じ↓です。フォーマットとかフィールドの内容は大体想像が付きますね。
--- ここから ---20071024|1413|0|2|28||
20071024|1416|2|1|0|4.789.00|4.791.00
20071024|1810|3|1|0|8.5000.1002|8.5500.1001
20071024|1923|0|2|28||
20071024|2001|6|1|0|904|906--- ここまで ---
拡張子 UPG のログはまあ大したことはなさげですけど、拡張子 PPG なログファイルをブラウザの履歴ファイルとか Cookie ファイルとかと付き合わせると、とてもおもしろそうな気がします。こうなるとログを長期保存しておくのも考え物ですね。
だからといってログを残さなければ残さないで、これもまた不都合が出てきますけど。
いじょうです。
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