写真ですが、これ火事ではないです。
水田のあぜ道とか、農道の脇とか、冬のうちに草を始末しておきます。
目的は主に害虫よけと道路の保全です。
燃えにくいところはあらかじめ草刈り機で枯れた草を刈っておきます。
大きな燃え残りも草刈り機で刈ります。一種の野焼きですね。
毎年のことながら、終わると服とか頭とかが焦げ臭いです。
「ボタ」は畦(あぜ)、特にその斜面を指すようです。これは方言だと思います。
少なくとも手元の広辞苑にはこの意味では載ってません。
環境問題化しているとの指摘もありますが、大昔からやっていることですし、やらないと害虫が一杯発生します。
夏場の草刈りも大変になります。
植物相の遷移によってどんどんと刈りにくい植物に移っていくからです。
このあたりですと、最初は薄(ススキ) → 蓬(ヨモギ) → 葛(クズ) 、セイタカアワダチソウ って感じで移ります。
下手をすると草のせいで通行できなくなりますので。
諸般の事情で焼くことが出来なかった年の夏はいろいろとひどいことになったそうです。
(写真1)
ボタ焼き。 (画像サイズ 13KB) 。
写真には写ってませんが、消防関係の方が近くで放水してます。類焼を防ぐためです。
いじょうです。
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