医学の進歩を感じます。臨床治験の話を噂に聞いてから約1年ちょっと、新規保険適用または保険適用範囲の拡大を受けて、身近な医療現場に実際に新しいクスリが出回って来ている模様です。
インフリキシマブ、ベバシズマブ、セツキシマブなどモノクローナル抗体の名前をよく耳にするようになりました。
Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E5%AD%90%E6%A8%99%E7%9A%84%E6%B2%BB%E7%99%82
> 分子標的治療
ヒトマウスキメラ抗体(suffix がキシマブ/ximab)を点滴静注して直に血管に入れるなんて話を実際に聞くと、遺伝子組み換え大豆を喰うなんてのはかわいいものかもしれないとさえ感じます。
あとは一回分30万円とか60万円とか云うお値段(保険適用後の患者負担額、大抵は3割負担)が、せめてもう一桁下がるのを期待したいところです。一回の投薬での効果持続期間は平均3カ月前後だそうです。それでも痛みと炎症で寝たきりだった患者が翌日には自分の足で立ち上がって歩くなんて例を聞くと、こういった生物学的製剤は確かに効くモノのように思えます。
(関連)
中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/living/health/CK2009041702000062.html
> 関節リウマチ<下> 支える人たち 2009年4月17日
痛みと炎症が無くなっても変形が無くなるわけではありませんし、切除した器官は元に戻るわけもありません。再発もあるでしょう。
いじょうです
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