5月某日、半年寝かした ウイルスバスター2007 (以下 VB2007)を、試しました。
パーソナルファイウォールの設定を引き継ぐ、とのふれこみでしたが、果たして結果は?
待て次号。( < をい )
いや、次号ではなくってですね、結論としては「確かに引き継ぐけど、そのまま使うと危険」、だと思います。
なぜかというとですね、「ルールが集約された結果、それまで有効だったルールが無効になるケースが出てくる」からです。
例えば、ポート番号を指定して許可していたルール(例えば SMTP は、あるサーバ宛にはどのプログラムでもOK)と、プログラムを指定して許可していたルール(例 OutlookExpress はどのサーバ当てにも SMTP はOK) があると、結果的に他のメーラーでもどのサーバ宛にも SMTP はOKになってしまったりしました。
#なぜこんな変な設定にしているかって? Outlook 系ではないメーラをメインで使っているからですね。
カスタム設定にしているヒトは、アップグレード後、ファイアウォール・プロファイルの見直しが必要ですね。
見直してしまえば、そのファイアウォールプロファイルは、エキスポート・インポートの機能で VB2007 から持ち出し・持ち込み自由ですので、2台目以降に同じルールを適用したい場合は、重宝します。
(おまけ)
VB2007 を半年寝かせた訳はここ↓に詳しいです。
「ウイルスバスター2007で処理が重く(遅く)なる問題と対処法‐園部研」
http://sonobelab.com/knowhow/computer/vb2007.html
いじょうです。
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