本読みました。
アマゾン http://www.amazon.co.jp/dp/4056070059/
> まんがサイエンス 11 (11) (ノーラコミックス) (コミック) あさり よしとお (著)
4年程前(2004〜2005年)に「5年の科学」「6年の科学」に連載したものを収録しています。実は何故か本誌でも読みました。その前に同2巻(1992/05発刊)でもほぼ同様の内容を読みましたが、小学生向け科学モノ連載の難しさを感じます。
前巻は一年分で 200P 位枚数がありましたが、今回は全部で 150P と 25% 減くらいでして、コンパクトな内容で且つ興味を引きつけようと苦労した感じが見えます。そのせいか歴史的なお話しがカットされてますので、もう一度2巻を読み直してしまいました。
新しいネタとしては、ロケットの性能を比較する視点(噴射剤の量x速さx噴射時間)とか、質量が軽すぎて軌道が大きくなりすぎる(惑星軌道)話とか、2巻とはちょっと表現の異なる「減速」の話が加わってます。2巻では言葉こそ出てきませんが、ベクトル的な解説でした。この巻では、とにかく速さが変われば軌道(進路)も変わるという点に焦点を置いているようです。
(小学生に「速さ」と「速度」を使い分けろというのはちょっと無理なお話。スカラ量の四則演算に四苦八苦している頃ですから。)
後はこの十年ほどのトピックが追加で少し盛り込まれています。軌道エレベータな話も出てきます。
画像はアマゾンさんのもの(amazon.co.jp へのリンク)です。ここの書評は「おおきいおともだち」向けだと思いました。(w
(図1)
まんがサイエンス 11 (11) (ノーラコミックス)
いじょうです。
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