$PatchCache$ を削除する - 取締役平社員ブログ (ベータ版)

ポータブルの Vista マシンで、いよいよ HDD ( 80GB ) が苦しくなってきましたので、

%SystemRoot%\\Installer\$PatchCache$

( 通常、C:\Windows\Installer\$PatchCache$ )

の配下を、削除してみます。

まず、コントロールパネルから、"Windows Installer" サービスを停止します。

念のため、"Windows Modules Installer" サービスも停止させます。

そして、おもむろにレジストリエディタ ( regedit.exe ) を起動。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Installer

の配下に、DWORD 値

MaxPatchCacheSize

を作成します。値は 0 です。

キー Installer も最初はないハズです。ない場合は、作成してから DWORD MaxPatchCacheSize を作成します。

作成後は、念のため reg ファイルにエクスポート↓し、保存しておきます。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Installer]
"MaxPatchCacheSize"=dword:00000000

この後、念のため、"Windows Installer" サービスなどを一旦再起動して、再度停止します。

$PatchCache$ フォルダー、約 2GB を外付け HDD にバックアップ取って、配下のファイルを削除。ちょっとすっきり。

$PatchCache$ 配下の、Managed フォルダーと、UnManaged フォルダーは、空のまま残してあります。

さて、この状態で、適当な MSI パッケージのインストーラーを使用し、インストールのテストをしてみます。

何が良いかな〜と保存用書庫を物色したところで、Adobe Reader XI を選択します。

モノは、AdbeRdr11000_ja_JP.msi になります。

問題無くインストール出来るようです。

Adobe Reader の EMET3 への追加と、ブラウザーでの無効化も忘れずにやります。オプションも変更します。

今後、アンインストールや Windows Update などでエラーが出るようならば、$PatchCache$ をバックアップから戻して、 DWORD の MaxPatchCacheSize を削除することになります。

まあ $PatchCache$ と云うフォルダー名を見るに、( 多少 MSI パッケージのインストールに時間が掛かるようになるかもしれませんが、) 要らない子だと思うのですが。

・・・

※ 「『Windows のアップグレードにより破棄されたファイル』と『イベントログ』アーカイブ」、C:\$WINDOWS.~Q と C:\$INPLACE.~TR 。

※ 「Adobe Reader 9 リリース」、拡張セキュリティ設定話。

※ 「続・Adobe Reader のオプション設定を見直す」

※ 「Adobe Reader のオプション設定を見直す」

いじょうです。