はっきり言って、Windows Explorer は使いにくいと思います。
どこが不満かというと、まず検索性が悪いのです。(Desktop Search系のソフトを入れていません。)
たくさんのファイルを次々と表示させて中身の確認をしたいときには、とてもじれったいのです。
そういうときには、「卓駆★ for Windows」です。
(図1)
卓駆★ for Windows 。 (画像サイズ 59KB 129KB ) 。
図は、卓駆のテキストビューアを起動したところです。
編集せずに次々選択したファイルを表示させることが出来ます。
テキストビューアの表示ウィンドウから直接エディタを起動させ、編集に入ることも出来ます。
バイナリファイルの場合は、16進表示させるか、あくまでテキストとして表示させるか選択できます。
jstrings みたいなツールを使わなくともバイナリ内部のテキスト文字列を拾い出すことも出来ます。
WindowsXP になって画像のサムネイルは Explorer で表示されるようになりましたのでそれは良いと思います。
が、卓駆はごく初期のバージョンから画像サムネイルビューアが付いていました。
テキスト系のファイルのサムネイルに関しては WinodwsVista の Aero インターフェイスで実現されましたが、まともに Aero を動かすのにメモリ 2GB は使いすぎだと思います。
またファイルのコピーをしていて、例えば使用中のファイルがあってエラーが出ると、その後のファイルがコピーされないのも不満です。
そんなことがあって Winodws3.1 時代から卓駆を使用しています。
Windows3.1 の場合、DOS 窓に降りて、MS-DOS 版 FD を使うことも多かったのですが、Winodws9x 系以前の DOS 窓は大変不安定でしたので Winodws 版 FD が欲しいと思って探し出した卓駆でした。
コピー操作の際、同名ファイルの上書き処理にオプションがいろいろ選択できます。
日付が新しい場合にコピーとか、日付かファイルサイズが異なる場合にコピーとか、強制上書きとか、名前を変更してコピーとか7種類のモードがあります。
重宝してます。
シェアウェア¥4,200 (税込)ですが、お値段だけの価値があると思います。
もう8年くらい前になりますが、バグレポートへの対応も大変良かったと記憶しています。
(不具合修正された、公開前のベータ版 Ver4.2b を提供いただきました。)
現在の最新版は Ver4.70j です。平社員は2つ前の Ver4.70h を使用しています。
この12年間、ほぼ定期的に更新が掛かっており信頼できます。
長期にわたってサポートを続けるのは大変だと思いますが、今後も更新を続けていただけるとありがたく思います。
Vista では試したことがありません。
株式会社コム http://www.valley.ne.jp/~com/info/news060424a.htm
> 卓駆★ for Windows®
株式会社コム http://www.valley.ne.jp/~com/download/tacoldver.htm
> 旧バージョン ダウンロード
株式会社コム http://www.valley.ne.jp/~com/
改善して欲しい点としては、各種オプション設定の保存・復元機能がない点ですね。これが出来るようになるといいと思います。
ところで、FD とはなんぞや?と思った方はこちらをご参照ください。
ベクター http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se020040.html
> FD for DOS/V
NEC PC9801 シリーズとかを使用されていた方には必須のツールでしたね。なつかし。
FD for Windows もあるのですが、卓駆を先に使い出してしまったので、ずっと卓駆を使ってます。
いじょうです。
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