取締役 平社員 ブログ (ベータ版)

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Spybot - Search & Destroy 1.5.1 で誤動作 〜 Smitfraud-C.

Spybot - Search & Destroy 1.5.1 が、パターンファイル "Updates 31. October 2007" にて、Smitfraud-C. を検出後、誤動作するようです。


検出後、削除しようとすると [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall] 以下「全部」が削除されました。


つまり、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から、全てのプログラムが削除できなくなります。


Spybot - Search & Destroy 1.5.1 の 「リカバリ」メニューからは回復できませんでした。orz


「削除前にバックアップ取るように設定」してあって、一見きちんと取れたように見えたんですけどねぇ。


と云うことで、ここで通常ならば Windows の「復元ポイント」から戻すことになります。

( reg ファイルをエクスポートしてバックアップしてあれば、該当のキー以下をインポート、でもOK。)


今回、ConfigSafe 5.0 の「スナップショットをリストア」を使用して回復しました。


Spybot - Search & Destroy 1.5.1 パターンファイルの情報はこちら↓です。

Safer-Networking http://www.safer-networking.org/jp/updatehistory/index.html
> Updates 31. October 2007 2007-10-31



少しばかり自力で探ってみたところ、原因は以下のレジストリキーのようです。


regedit を使ってこれを削除すると、 Spybot - Search & Destroy 1.5.1 で Smitfraud-C. は検出されなくなりました。


[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall]
"DisplayName"=""
"UninstallString"="\\TMPatch.exe /U:\"\""


レジストリのバックアップとかを遡って調べてみましたが、インストール履歴とキーの存在し始めた時刻から判断するに、モジュール TMPatch.exe は VB2006 に、ウイルス検索エンジン VSAPI 8.550 を当てた時になぜか残ってしまった「ゴミ」エントリのように思えます。


まあ今となっては、はっきりとは分かりませんが。


ファイルの実体のシステムドライブにありませんでした。(patch.exe と TmUpdate.dll は存在しましたが。)


レジストリのゴミが原因でしたが、それにしても、Spybot - Search & Destroy 1.5.1 も

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Adobe Flash Player ActiveX]

とか下位階層の他エントリまで消してしまうのはまずいでしょ。



(メモ)

Safer-Networking http://www.safer-networking.org/jp/contact/bugs.html
> コンタクト



いじょうです。

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