内蔵 HDD を USB 接続時に使う Timely UD-500SA のパッケージで紹介されていた、トキワ個別教育研究所 のDataRecovery を試してみます。
基本はバックアップと思っているので、使う機会があまりないのですが、なかなかいけるようです。
レジストリを汚しません。設定は INI ファイルのみです。
RegMon とか、ConfigSafe で見ている限り、Explorer 経由でカレントフォルダ名の登録をするくらいですね。
※ こういう時は、Vista でも ConfigSafe が欲しくなりますね。( Hijackthis とかで逃げる手もあるですか。)
復活はセクタ単位(例えば 4096Bytes)になるようで、後ろにゴミが付いて来ます。MFT にだけ存在するファイルの場合は、全くのゴミばかり(元あったと思われる場所の実は別ファイル、がらくた)を拾ってきます。
Microsoft Word 2003 あたりでは後ろのゴミは取りあえず無視してくれるみたいですが、テキストファイルの場合、後ろのバイナリコードのせいで、エンコードを判定し損なって文字化けすることがあるかもしれません。
あと、ゴミ箱を経由すると元のファイル名は失われるみたいですので、ファイルの検索時に注意が必要です。(ゴミ箱内の英数記号なファイル名で復活します。)
MFT を読み込むタイミングによっては検索リストに目的のファイルが出てきません。確実に読み込み直しする為に、都度 DataRecovery 再起動をした方が良いかもしれません。
また、cipher.exe とかでセクターを書きつぶしてあって、たとえ復元できなくとも「過去 MFT に存在したファイルの『名称』は、(かなりの程度)わかる」と云うことです。
ファイル名の付け方には気をつけたいモノですね。特に、Microsoft Office などは黙っていると最初の数行を適当に使ってくれるので、タイトルで内容もモロバレってことになりかねません。
(おまけ)
それでも DataRecovery の初回起動時には気をつけないと、うっかり JWord プラグインとかブラウザツールバーとかを導入してしまいそうになります。
さてあとは、マグノリア製品も後日試してみましょうか。
ベクター http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se475491.html
> かんたんファイル復活(WindowsNT/2000/XP/Vista / ユーティリティ)
(関連)
インプレス InternetWatch http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/24/23283.html
> マグノリア、無料のデータ復元ソフトとスパム対策ソフト
いじょうです。
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