DELL 製品で、リカバリーメディアではなく、Windows XP のインストールメディア ( 再インストール用CD ) が付属してます。
今回、ブルースクリーン ( BSoD ) で起動不可なマシンを、データのサルベージ後、修復インストール (修復セットアップ) してみました。と云うことでメモ。
修復の目的は、レジストリーの設定を確認するため。このマシンは、作業後には廃棄予定です。
データ救出が出来たのは、運が良かったかと思います。
(図1)
電源投入後にブルースクリーン ( UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME STOP:0x000000ED ) の図。
(画像サイズ 59.74 KB)
※ BIOS 画面 → いきなり BSoD 。セーフモード起動も不可。HDD の故障。
(図2)
時々、Unknown Hard Error ( c000021a ) の図。
(画像サイズ 25.1 KB)
※ NTLDR まで行くこともあるが、途中で BSoD 。ドライバー読み込めず。
(図3)
例によって、筐体をバラして HDD を引っこ抜くの図。
(画像サイズ 71.1 KB)
※ 汎用のねじ4本止めでシンプル。4本目は筐体向かって右手外側。モノは Seagate Barracuda 80GB。
(図4)
HDD を別マシンに繋いでデータの救出中の図。
(画像サイズ 35.28 KB)
※ 自動修復であっさり繋がります。救出後は、DVD-R 正副2枚に焼き焼き。
(図5)
救出が済んだので、CHKDSK /F/R で全セクターを検査中の図。
(画像サイズ 65.35 KB)
※ CHKDSK がとどめを刺す場合あり。
(図6)
救出が済んだので、CHKDSK /F/R で全セクターを検査中の図。 (その2)
(画像サイズ 69.16 KB)
※ 山ほどエラーが。
(図7)
二回目の CHKDSK /F/R で全セクターを検査中の図。
(画像サイズ 49.97 KB)
※ この後、三回目でやっとエラーなしに。
(図8)
修復インストール中の図。
(画像サイズ 32.84 KB)
※ Windows XP Professional モデルだが、メディアを紛失との事。手元の Home Edition 用で代替。(注) 厳密には著作権法上まずいです。
(図9)
修復インストール中の図。(後半)
(画像サイズ 42.96 KB)
※ この時点で、インストーラーは HDD から起動中。
(図10)
修復インストール完了後の初期設定画面。
(画像サイズ 22.56 KB)
※ Windows XP Service Pack 2 に戻っている。しかしレジストリの内容は引き継がれている。(全てではない。)
(図11)
Service Pack 3 インストール完了画面。
(画像サイズ 64.08 KB)
(図12)
マイコンピュータのプロパティ画面。
(画像サイズ 80.29 KB)
※ Home Edition 表示に変わっている。
(図13)
Windows Update (自動更新) 中の図。
(画像サイズ 23.8 KB)
※ IE8 インストール後、更新プログラムは 104 個。Office 2003 分と、2012年01月の Microsoft Update を含む。
・・・
なお、Home Edition のメディアで Professional の修復を掛けましたので、Windows Update 完了後に SFC を掛けると、両方の CD-ROM を求められます。
エディションが混在してますので、まあいろいろとシステムに不整合もあるでしょう。
この後、レジストリーを調査したり、標準位置以外の隠しフォルダー辺りに格納されたデータファイルなどを探したりします。
実使用にはシステムの整合性や著作権の問題がありますが、データ救出や調査をする程度ならば、テクニカルな問題はないようです。
(関連)
http://d.hatena.ne.jp/TsuSUZUKI/20101012/1286873390
※ 「再セットアップ CD-ROM と回復コンソール」、今回、回復コンソールでは修復不可。レジストリハイブはまともみたいでしたが。
いじょうです。
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